本法人は、平成10年に知的障害者の親の会「京都手をつなぐ育成会」による福祉就労の場の拡充を目指す取組が原動力となり、行政や地域と協力を得て設立され、唐橋・西寺の地に「西寺育成苑」が誕生いたしました。
以降、京都市よしだ学園・福祉工場の移管や相談支援事業所の開設などにより提供するサービスが増えましたが、さらなるニーズに対応したサービス拡充を図って参ります。
現在、法人理念に沿って策定しました中長期ビジョンに沿って事業を進めております。
『長期ビジョン』は将来法人のあるべき姿、『職員行動指針』はこれまでの事業方針をより具体化し職員が遵守する行動指針として、『スマイルプラン2026(中期目標)』は、組織・財政基盤強化を軸に利用者家族・職員・地域社会の3者が手を結び笑顔になるための2026年度までに現状課題解決に向けた9つの指針となります。
チャレンジを促進し、専門性を高め、地域課題にも取り組めるよう法人役職員一同取り組んでまいります。
今回理事長就任にあたり利用者が自立して地域で生活するための整備事業を、数年中に実現することが大きな使命となります。また、これまで以上に地域の方々との結びつきを強くして、多くの方が関わりたいと思うような魅力的な法人運営を行っていきたいと思います。
引き続き皆さまからのご理解、ご協力いただきますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人 京都育成の会
理事長 天野 広一